随想録の内ソフトウェア関連記事の過去掲載分です。
(Adobe Reader、Acrobat Readerの高速化ソフト)
Software 05/05/04
なんだかんだと批判もありながら、見る側の環境に依らず、どんな環境でも作成者の意図したレイアウトでファイルを表示させられるため(HTMLの理念とは真逆だね、この辺)、すっかり普及してしまったPDF。このPDFを読むにはAdobe Reader(旧称Acrobat Reader)が必要なわけですが、このAdobe Reader、元々起動・読み込みが遅かったのが名前が変わってから更に遅くなり、PDFファイルそのものがHTMLに比べてサイズが大きい事もあって、普通に情報が見たいだけのユーザからは嫌われていました。
それでも近年のブロードバンドの普及でPDFファイルのダウンロードにストレスを感じる人は少なくなってきたと思われますが、マシンの発展よりもバージョンアップに伴う起動・読み込みの低速化の割合の方が大きかったため、この起動・読み込みが遅いという欠点は解消されないままです。それ以前に近頃はPCの買い換えサイクルが長くなっているため、旧世代機(ギガヘルツクラスでも今や旧世代と分類されてしまいます)を使い続けている人が多い上に、こういった旧世代機はCPUパワーのいらないWeb閲覧用に使われることが多いため、ネットサーフをしていてPDFファイルを見るときだけストレスを感じる、なんてケースが多々あります。
Adobe Reader Speed-Upは、Adobe Readerが起動時に自動的に読み込んでしまう、通常用途では不必要なプラグインを無効にすることで、Adobe Readerの高速化を図るソフトです。
それでは基本的な使い方の説明をば。
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対訳: 1. This software was designed to help decrease the loading time of Adobe's Reader application by disabling various - least used - plugins. See Readme file for which versions of Adobe Reader are supported. このソフトウェアは、様々な―最も使用されない―プラグインを無効にすることによりAdobe Readerのロード時間を短縮させるのを支援する事を目指して作成されました。どのAdobe Reader、Acrobat Readerがサポートされているかは、Readmeを見てください。 |
上図は起動直後の画面です。初めて使う場合、まずは右下の『Change Settings』をクリックします。すると、下図のような画面が現れます。
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対訳: 4. You can use this window to change various settings relating to the operation of Adobe Reader Speed-Up, There currently isn't many options available, but then again this is a fairly simple application. このウィンドウでAdobe Reader Speed-Upの動作に関係する様々な設定を変更できます。現在はそれほど多くのオプションはありませんが、それはこれがかなりシンプルなアプリケーションだからです。 |
ここでAdobe Reader(もしくはAcrobat Reader)のインストールされたディレクトリを指定します。このときexeファイルが置かれているディレクトリを指定しましょう。指定したらSaveをクリックし、先ほどの画面に戻ります。既に正しい場所が設定されている場合はここの設定をする必要はありません。
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対訳: 2. Select this option if you would like to speed-up Adobe Reader for the first time, or you would like to make changes to an existing Speed Up operation. Please make sure that the Path in the Settings window is pointing to your installation of Adobe Reader, otherwise you will get an error message and the operation will be aborted. 初めてAdobe Readerを高速化する場合や、現在の高速化設定を変更したい場合、このオプションを選んで下さい。設定ウィンドウでAdobe Readerがインストールされたフォルダのパスを指定されているかどうかを確認してください。パスが違う場合、エラーメッセージが表示され、作業は中止されます。 |
高速化するにはSpeed Upを選択し、Nextをクリックして先に進みます。
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対訳: 5. Adobe Reader Speed-Up comes with two profiles; Fast and Turbo. It is recommended that you choose Fast, as the speed difference is negilible. Alternatively, you can pick & mix which plugins you want to enable. Adobe Reader Speed-Upには二つのプロファイル『Fast』と『Turbo』があります。速度の違いは無視できるものですので、通常は『Fast』を選ぶ事をお奨めします。(もし手動で弄りたければ)代わりに有効・無効にしたいプラグインを選択可能です。 ※右図はAcrobat Reader 4.05の場合です。Adobe Readerの場合もっと多くのプラグインが設定出来ます。 |
この画面でどのプラグインを有効/無効にするかを選びます。通常は『Select Speed-Up Mode』の横のプルダウンメニューから『SpeedUp - Fast [recommended]』を選択するだけで良いです。有効/無効にするプラグインを選択したら、Startをクリックすれば高速化が実行されます。
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対訳: 3. If you have previously done a Speed Up operation, you can use this option to restore the original Adobe Reader configuration. Of course doing this will result in Adobe Reader taking its original slow loading time for it to start. Doing this is not really recommended as Adobe Reader will load disabled plugins when they are absolutely required, so consequently restoring plugins is somewhat pointless. もし以前高速化を行っていた場合、このオプションでAdobe Readerの設定を元の状態に戻す事が出来ます。もちろん、Adobe Readerのロード時間も元の遅さに戻ります。Adobe Readerはもし絶対に必要であれば無効にされたプラグインも読み込みますので、プラグインを元に戻すのにあまり意味はなく、このオプションの実行はあまりお奨め出来ません。 |
もし設定を変更したい場合は最初の画面から『Restore Original Configuration』を選択し、NextをクリックすればAdobe Readerの設定を初期状態に戻せます。設定を変更したい場合もまず同じようにして設定を初期状態に戻してから、もう一度手順三、四を繰り返す必要があります。
高速化を実行すると、私の非力なマシン(Pentium III 1Ghz*2, 512MB)でもAdobe Reader 6.01の起動がAcrobat Readerのバージョン4.05並みに、そのAcrobat Reader 4.05なら一瞬で開くようになりました。これはブラウザから呼び出した場合も同様です。取り敢えず効果は劇的ですので、非力なマシンを使っている方、少しでもAdobe Readerの起動を速くしたいという方はお試しあれ。
TNK-BootBlock.co.uk(開発元)
http://www.tnk-bootblock.co.uk
Adobe Reader
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep.html